底辺ちゃんねる。

底辺住民の暮らしぶりと思考を晒します。

相棒season17を観て想ふ。

新シリーズ楽しみにしてたんですよ。


相棒シリーズは大好きなんです。もちろん新シーズンも楽しみにしてました。

とはいえ、相棒の感想をブログで書くつもりなんてなかったんですけど。

私如きがブログで書いてもなんの影響力も持ちません。ですが、日本中の大勢の人たちが私と同じようなことをすれば影響力は大でしょう。

そういう意味では、私も嵌められちゃったのかな。

新シーズンが始まって一筆書かずにいられないのは、やっぱりアレのせいですよね。

カイトくんこと甲斐亨が回想ながらも連続して登場してきたせいですよ。

カイトくんといえば成宮寛貴さん。


カイトくんといえば成宮寛貴さんですよね。

刑事ドラマとしては常識外れといえる、主人公級の人物が凶悪犯として逮捕されて物語から去りました。

賛否両論…というか否が目立った世論だったと思いますが、その後成宮寛貴さん自身が薬物疑惑もあり芸能界を去りました。

穿った見方をすれば、ドラマ制作側が薬物疑惑を知ったうえで、成宮さんの未来も見越して甲斐亨の最期を描いたんじゃないかって疑念を持ってしまいます。

考えてみれば、初代花の里の女将役の高樹沙耶さんも…なんて思っちゃいます。

成宮さんの騒動時の反応というと…


ネットの反応も、ニュースサイトなどの記事でも、「成宮氏の登場する相棒は御蔵入りでもう見れない。再放送もされない。TV朝日は大損害。」こんな論調でしたね。

今やはっきりと「NO!」とTV朝日が主張しているワケですよね。再放送どころかスペシャルに登場させている訳ですから当然再放送もOKというスタンスです。

大損害も発生しないし今後も今まで通りに相棒を見られるわけです。

そして何よりも、今回の甲斐亨登場時の甲斐峯秋のセリフが、TV朝日と相棒制作陣の主張を代弁していたように思えます。

出来の悪い子ほどかわいい…どころかしくじった、失敗した人間に対して寛容になっている…なんて。

現代の不寛容といわれる社会に対して、また、あくまでも疑惑でしかない成宮さんの薬物疑惑に対する社会的な罰の過大さに対しての「NO」というメッセージに聞こえたのは私だけでしょうか。

成宮さんが芸能界に復帰するのは本人の自由だと思います。また、相棒に再び起用するのも番組制作陣の自由だと思います。

疑惑に対して社会が過大に罰を与えるというのならば司法制度は要らないでしょ。

まあそれも考慮して、刑が軽くなったりもしますけど。

相棒スペシャルの犯人はだいたい想像できますよね。


話は全然変わりますけど、相棒スペシャルや映画の犯人ってだいたい想像できますね。

私なりにプロファイリングすると、かなりの確率で税金で飯を食ってる人だったりします。(笑)

警察官だったり、官僚だったり、政治家だったり。とにかく公は悪だ…みたいな。(笑)

今回だって国家公安委員でしたしね。

いかにも朝日っぽいですね。(笑) でもまあ面白いからいいんですけどね。

中学生や高校生くらいの子供だったら相棒の影響で「公務員は悪いやつらだ!」ってなっちゃうかもしれないですね。(笑)

 

なんだかんだで相棒新シリーズ開始はめでたいです。週に一回楽しみが増えました。

これから年末年始に向けてのスペシャルもあるだろうし楽しみにするとします。

ご冥福をお祈り申し上げます。


ちなみに、相棒ファンの私が最も好きな回は、すっごい地味なんですけど「越境捜査」なんですよ。

物語の冒頭で、大木刑事が撃たれるという相棒らしからぬ怒涛の展開。と思いきや、防弾チョッキ着用で何事もなく…ってオチ。

そんな不死身の大木刑事こと志水正義さんがお亡くなりになられ、第一話の最期に追悼のテロップが。

第二話でも、とてもその後亡くなられるとは思えない元気なお姿を見せてくれていましたが。

 

相棒世界において、絶妙な存在感で微妙に賑やかしてくれた志水さん。心よりご冥福をお祈り申し上げます