底辺ちゃんねる。

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ウーマンラッシュアワー村本氏「新井浩文が在日朝鮮国籍だとわかった瞬間にバッシングが何万倍」人種差別だとツイートしていることについて想ふ。


韓国籍の俳優が強制性交容疑で逮捕された件について。


私は普段はあまりドラマは見ないんです。

現在見ているのは相棒だけ。

過去を振り返っても、この数年で見たのは、相棒、今日から俺は、Doctors、そして真田丸くらいでしょうか。

そんな私が新井浩文氏を知ったのは真田丸でした。

加藤清正を演じられたことで新井氏を知り、それ以降、TVCMなどで最近よく見るなと思っていました。

そんな新井氏が出張マッサージ店の女性従業員に対して強制性交をしたとの容疑で逮捕され、世間を賑わせています。

罪状を大筋で認めているようで、重い犯罪を犯せば、重い罰から逃れることはできません。

長年苦労を重ねて今の立場を築いたであろうことを思えば、なんと愚かな行為で被害者だけでなく自分までをも傷つけてしまったんだろうと、その浅はかさに呆れるばかりです。

現代社会において、他者への厳しさには辟易とした気持ちも感じている私ですが、被害者がおられることを思えば同情の余地はありません。

新井容疑者は韓国籍だった。


俳優新井浩文氏は、新井容疑者となった訳ですが、ニュース報道をされるにあたって韓国籍であることと本名が報じられました。

この件に関してはもろ手を挙げて賛成です。

犯罪者が刑に服した後に社会復帰することを考えれば、本名が報道されるのは当然のことだと思います。

通名や本名と複数の名前を使い分け、社会復帰後も都合のいい名前を公的に使える。

こんな犯罪者にとって都合の良いことがあってよい訳がありません。

再犯の可能性が高いと言われる性犯罪の場合は尚更です。

ですので、本事件に対する警察とマスコミの報道姿勢は評価したいです。

ウーマン村本氏が人種差別を主張している。


ところで、新井容疑者の国籍と本名が報じられたことによってバッシングが強くなっていると主張している芸能人がいるようです。

それは人種差別であると主張しているようです。

ツイッターにてそれを唱えているのはお笑いコンビ、ウーマンラッシュアワー村本大輔氏です。

ネット等で新井氏が韓国籍であることで、より強いバッシングを浴びているかは確認していません。

ですが、容易に想像がつきます。

口汚い罵りの言葉を浴びまくっているはずです。

そこには差別感情が大いにあるであろうと思います。

それくらいのことはネット社会に生きている者として理解できます。

それでも村本氏の主張には個人的には賛同出来かねます。

村本氏の主張に反論をさせていただく。


まずはどうでもいい反論です。

人種差別というのは肌の色他、人種的な特徴をもって区別をし、いわれなく蔑むことだと思います。

最近は行き過ぎた差別感情によって区別をするだけで差別だという極端な人がいますが、区別をしただけで差別というのは社会を運営するうえで大問題です。

区別をしたうえで蔑むのが差別だと考えます。

新井容疑者が差別されているとしても、それは人種差別ではなく、国籍差別もしくは民族差別でしょう。はい。本当にどうでもいい反論でしたね。

それでは新井容疑者に対して、国籍の違い、もしくは民族の違いによる差別感情を持ち、差別的な言動をしている日本人がいるのかと問われれば答えはYESでしょう。

韓国人、韓国籍の人に対し、差別的な感情をもつ日本人がいるかと問われれば答えはやはりYESでしょう。

昨今、日本人の間に嫌韓感情が拡がっているのは間違いのない現実でしょう。

ですが、それは本当に国籍差別、民族差別なのか。いわれなく蔑まれているのか。

そう考えると事情は少々複雑になります。

差別とは違いを区別することから生まれるもの。だが、嫌韓感情の根っこにあるのは…


かつて日本とアメリカは戦争状態にありました。

日本人は米国人を鬼畜と呼んでいました。米国人は鬼畜生で人間を食べるなどと言われました。

対する米国人も日本人は人間を食べると言っていました。

皆眼鏡をかけており、牙のように鋭利な出っ歯で人間を貪り喰らうのが日本人と言われました。

お互いの兵士も市民も差別感情を持っている人が多かったことでしょう。

ですが、それらは本当に差別だったのでしょうか。

違いを区別することから生まれた謂れなき蔑みだったのでしょうか。

私は違うと思います。

戦時中に日米両国の国民に合った感情の根っこは、違いを蔑む差別感情ではなく、敵対心であったろうと思います。

政治的に敵対し、戦争状態となり、プロパガンダによって国民感情も操作され発生した敵対心を素にした差別的感情だったと思います。

政治的意味合いが強く、肌の色や民族の違いなどを区別し、蔑むことから生まれる差別感情とは別に考えるべき事例だと思います。

これは実は現在の日本における嫌韓反韓にも同じことが言えるのではないでしょうか。

嫌韓反韓感情の根っこにあるのは日韓両国の政治的対立なのではありませんか?

政治的敵対心が素になっているのではありませんか?

それは純粋な差別とは異質なものなのではないでしょうか。

政治的対立が謂れなき被害者を生む。


かつて日米が戦争状態となった際、謂れなき差別を受けた人たちがいました。

在米日本人たちです。

彼らは日米両国が戦争状態に至るにあたってなんら責任のない人たちだったでしょう。

新井容疑者もそうです。

日韓両国が政治的に対立し、お互いに嫌韓反日感情がぶつかる事態に至る責任は何も持たないでしょう。

そういう意味では新井容疑者を気の毒に思う面はあります。

ですが、村本氏のようになんら深慮なく、「人種差別だ。日本人は改めよ。」というのは浅はか過ぎます。

簡単に抜刀してはいけない。振りかざしてしまった刀は簡単に納めてはいけない。


現在の嫌韓、反感感情の根っこにあるのは両国間の政治的問題です。

村本氏の言うように、日本人が韓国人に対する感情を改めた時に訪れるものは、韓国に対する日本の政治的敗北です。

韓国は抜いた刀を鞘に納めることはしません。

韓国人はそれが政治的敗北を意味することを知っているからです。

日本人はどうでしょうか。

村本氏の主張に同意する人も多いのではないでしょうか。

刀は簡単に抜いてはいけません。

もしも抜刀するならば、戦い抜き必勝を期することです。

そのための準備は周到にしておくことです。

一度抜いた刀を結果を観ずに鞘に納めることは敗北を意味します。

昨今、レーダー照射問題など、日韓の対立が顕著になっています。

抜いた刀を簡単に鞘に納めて国民に損失をもたらすなど許されません。

そのような態度で韓国に対し譲歩を続けた結果が、現在の嫌韓感情に繋がっているといえるのではないでしょうか。

刀を鞘に納めるには、お互いが譲歩をし、同時に鞘に納めることです。

現状では韓国が刀を鞘に納めることは現実的ではありませんが、これが日韓両国の市民感情を治める第一歩であると思います。

第一歩でしかないとも言えます。日本での反韓感情に比べ、韓国での反日感情は簡単に治まるレベルではありませんから。

最近活発に政治的発言をする村本氏に問いたいこと。


村本氏は何故にいわゆる「ネトウヨ」から非難されるのでしょうか。

今回の件ならば、反韓感情の裏にある政治的意味と、それによってもたらされるであろう結果に気づいていないと思われるからではないでしょうか。

現実を知り、現状を把握出来ていないと思われる。なのに影響力のある立場から理想論を語るので非難を浴びるのだろうと思います。

村本氏に問いかけてみたいことがあります。

政治的発言をするようになってから、今まで身近にいなかったようなタイプの人たちが近づいてきたりしていませんか。

もしもそのようなことがあるならば、その人たちは村本氏を肯定してくれると同時に、一定の政治的志向を持ってはいませんか。

村本氏だけでなく、多くの日本人に現実が見えていない傾向を感じます。

日本が国境を接する隣国ってどんな国がありますか。

ロシア、韓国、北朝鮮、中国、台湾、こんなところですよね。

まあ正直…世界屈指の危険地帯に住んでいると言えるでしょう。

第三次世界大戦がもし起こるとするならば、日本もしくは隣国から発生する可能性が高いと言えるかもしれません。

冷戦時代、共産勢力のリーダーだったロシアと、現在レッドチームを事実上指導し、海外にも軍事拠点を作って軍事的にも国際影響力を高めようと努める中国と、核兵器開発と軍事力の向上を国家の最優先課題としてきた北朝鮮と、日本に対して恨みを持ち復讐を果たしたい感情を遺伝子レベルで持っている韓国と、中国との関係から長年に渡って戦争が起こる可能性が危惧され、近年においては中国に飲み込まれる可能性もある台湾と、そして数々の領土紛争もあります。

台湾などは国家まるごと中国が主権を主張しているトンデモ紛争地帯です。

日本の周辺環境は世界最悪と言っても過言ではないと思います。

また、旧共産圏、レッドチームは何をやるにも手段を選びません。

フェアとか公正という言葉は辞書に載っていないのかもしれません。

スポーツをやればドーピング。政府に都合の悪い人物がノーベル賞を獲れば軟禁。都合が悪い人物が亡命すれば化学兵器で毒殺。

その行動原理は我々自由主義陣営からは計り知れません。

そのような彼らが、価値観を共有しない仮想敵国である日本に対し、スパイ、工作員を送り込まないなどとは考えられません。

レッドチームの工作員が日本国内において、自国に有益になるように様々な活動を行う。当然のことであろうと思います。

思想の誘導。当然行っていると考えます。

日米韓三か国の離間工作。当然行っているはずです。

沖縄における米基地に対するデモなどは工作員が関係しているはずです。

韓国における反日工作、日本における反韓工作、当然行っているはずです。

それに気づかずに踊らされる馬鹿にはなりたくありません。

工作員の仕事を奪う大馬鹿野郎にはもっとなりたくありません。

つまり、日本における米基地デモや反韓感情にレッドチームの工作員が関わっていないとするならば、日本人が自ら国益を損じ、習近平金正恩を喜ばせる行動をとっていることになります。

聞こえのいい耳障りの良い言葉は、言って気持ちよく、聞いて正しそうなのだが…


頭の中に思い浮かぶ理想を口にする前に、ちょっと周りを見回してみてはいかがでしょうか。

現実を知り、現状を把握し、思慮をする。

村本氏のような影響力のある方には、そういった過程を踏んでから発言をしていただきたいと個人的には思うのです。

それから村本氏やセリーナ・ウイリアムスなど、差別問題に敏感な人たちに考えてもらいたいのは、差別を過剰に意識してしまうと人類社会の首を自ら絞めることになってしまうということ。

だからこそ、一度落ち着いて本当に差別なのかどうか考慮して欲しいと思います。

例えばです。

女性の入院患者がある男性患者の食事を見て、「私の食事より量が多い。男女差別だ。」

このような男女の区別すら許されないことが罷り通ってしまうと、病院での患者の食事管理や体調管理すら出来なくなってしまいます。

こんなのほんの一例で、差別の拡大解釈が引き起こす問題は山ほどあります。

そしてやり過ぎは息苦しい…。

最後にどうでもいいけど…。

韓国籍の俳優さんが加藤清正を演じる。

プロフェッショナルな姿勢を感じますね。