ニュータッチ 凄麺 かき揚げ天ぷらそば を食べてみた。
師走に売れそうな商品を先取りしてみた。
早いもので、今年も終わりに近づいています。
現時点でも、いろんなことがあった一年でしたが、どんな年であろうとも日本人が一年の終わりに食べるものは必ずお蕎麦だったりします。
年の瀬が近づいてくると、日本中のスーパーやコンビニの催事棚にどん兵衛や緑のたぬきが並びます。
今日はちょっと先取りをして、ちょっとだけお高いニュータッチの凄麺シリーズのかき揚げ天ぷらそばをいただいてみたいと思います。
ノンフライ麺 上品で深いコクの鰹だし。
…だそうです。写真のパッケージにそう書かれています。
油で揚げていない風味豊かな蕎麦…だそうです。写真のパッケージにそう書かれています。
お値段もちょっとお高めですので、本格派?なんだろうなと思われます。
ところで、そば文化といえば東日本ですよね。東日本は鰹だし。西日本は昆布だし。
どん兵衛などは、西と東で味を変えているそうですが、当商品は鰹だしということで、東西の味の違いはなさそうです。そういう意味でも楽しみです。
開封してみます。
中には3袋入っていました。
かやく入り先入れ粉末スープと後入れ液体スープ、そしてかき揚げ天ぷらです。
粉末スープに入っている「かやく」とはネギのことです。過度の期待は禁物ですね。
かき揚げ天ぷらです。主役?を張ることになるかもしれません。
ちなみに当商品のカロリーは421kcalですが、カロリーが気になる方は、このかき揚げを入れなければカロリーが半減?すると思われます。
ノンフライですし、お蕎麦自体のカロリーは低そうですよね。
にしても、みるからに本格派の雰囲気が漂います。うまそうです。
では。お湯を注いでじっくり5分待ちましょう。焦ると多分台無しですよ。粉末スープは先入れです。後入れスープはフタの上で温めます。
いただきます。
はい。できました。かき揚げが割れてたのは、ほんのちょっとだけ残念ですが、まあどうでもいいですよね。
では。いただきます。
まずはおつゆをずずっとすすってみます。
うん。これが関東の味ですか。いわゆる関西のおだしの味はしませんね。昆布が効いてはいません。かつおとかいりこと醤油って感じでしょうか。だけどお蕎麦にはこっちのほうが相性がいいんでしょうね。
うどんだと断然、関西風の昆布の効いたおだしがおいしいと思いますが。
とにかく、お蕎麦にはこのおだしとおつゆで間違いないと思います。おいしいです。
かき揚げです。見てください海老のデカさ。
カリカリサクサクでいただくも良し。
おつゆに浸して、ふやかせていただくも良し。
私は最初カリサク、後はフニャフニャでいただきました。
100円台のライバル製品のかき揚げと比べると、写真の通り海老のデカさもあって圧勝です。うまいです。
当商品の主役は、上品な深いコクの鰹だしでも、デッカイ海老のかき揚げでもありませんでした。
この本格派のお蕎麦の麺です。
ここ数年、どん兵衛でも麺をストレートにするなど、本格派の方向にちょっとだけ舵を切ってきた感があります。が、当商品の麺の本格派感はそんなレベルではありません。しっかりと蕎麦粉の味がします。インスタントカップ麺としては、現在最高レベルのお蕎麦だと思います。とにかくおだしよりも、かき揚げよりも、お蕎麦の麺が主役でおいしいです。
おいしいカップ麺をいただけました。が、麺以外(おつゆ、具材)がもうちょっと強ければ最高峰なのになって思います。まあそれをやっちゃうとお値段が跳ね上がってしまうのでしょうね。
ごちそうさまでした。
底辺住男のおススメ度☆☆☆☆ 正直に申しますと、我が家では年越しそばにカップ麺は食べません。ですが、もしカップ麺で済まさねばならなくなったら、迷うことなく当商品を選びます。どん兵衛も緑のたぬきも大好きなのですが、年に一度の味はこちらでしょう。年末気分を味わうにもおススメの商品ですね。