メディアっていい加減すぎるって想ふ。
松本人志氏に関する二つの報道が完全なデマだったらしい。
もうそろそろウンザリしてきた吉本関係の報道ですが、ネタが尽きてきたのでしょうか、更なる燃料を投下するために松本人志氏が、浜田雅功氏とサシで会談したとの報道がありました。
同時に、中居正広氏、岡村隆史氏との三人での会談もあったとの週刊誌報道がありました。
浜田氏との件は女性自身が、中居、岡村両氏との件は日刊ゲンダイが報じたようですが、どうやら両件ともに松本氏が否定をし、完全なガセネタであるようです。
否定をする理由もありませんので、検証するまでもなく、事実ではなさそうです。
メディアというものが、売り上げのために事実ではないことも平気で書くことがよくわかる一件です。
本屋さんや、コンビニの棚に並んだゴシップ雑誌の類を信じるのは馬鹿馬鹿しいということは良く知っているつもりです。
この手の見出しを何度見たことか。雑誌の報道が正しければ、モーニング娘の元メンバーは、全員が何度もヘアヌード写真集を出しているはずで、私は鼻の下ならぬ、股の下を伸ばして常々待っていたのですが、一人として一度として実現されたことがありません。
それを信じろと言われても、経験上無理というものです。
で、今回の松本氏に関するデマ報道なのですが、まだマシな方だと思います。
なぜならば、特に誰も傷ついていなさそうだからです。
これが逆に誰かを傷つけるガセ報道だったとしたら、それは大変なことですよね。
雑誌がガセネタを書くことで、仕事や社会的信用を失ったり、子供を含めた家族の生活が脅かされたり。
ペンは剣よりも強しと言います。ペンは使い方を間違えれば暴力以外の何物でもありません。
吉本騒動という報道一つをとっても、社会正義とは名ばかりのペンの暴力も散見されるように思います。
宮迫氏は自身のためだけでなく、日本社会のためにもFRYDAYを訴えて欲しいです。
雑誌は燃料を投下し、火をつけ、油を注ぎ続けることで売り上げを上げようとする。
それが事実であればまだ良いが、間違ったことで人の名誉を棄損し、家族の日常さえ奪う。
現代社会では体罰などの暴力は許されませんが、ペンの暴力の方が遥かに悪質だと思います。
社会の成熟には成熟したマスメディアが必要ですが、日本社会が成熟していく様は、私が生きているうちには見れそうもありません。
マスコミは社会の鏡と言われますが、逆もまた然りなのかもしれません。
メディアはネット上のデマやフェイクニュースや偏見を敵視しているようですが、それを書いている日本の市民がマスコミの煽りを受け、影響を受けている事も事実なのではないでしょうか。