日本人のクレーマー体質に想ふ。
日本だけPCパーツの保証期間が短いとかないわ…。
PC自作派の人間にとって、PCパーツの保証期間はなかなか重要です。
相性の問題…なんてもの以前に、「これぶっ壊れてるやんけ。」とか、「すぐ壊れてもうたやんけ。」なんてことは普通にありえますから。
私のPCのグラボが未だにGTX970のままなのは、貧乏だからってのが主な理由ではありますが、RTXシリーズ発売時に不具合報告が続出したので二の足を踏んだっていうのもあるっちゃああるんです。
高価なものを購入しても不良品だったり、すぐに壊れてしまっては目も当てられない。
だから保証期間ってとても大事だと思うんです。実際に保証期間を意識して商品を選択したりしてます。
でもね。PCパーツって世界中で販売されてますけど、日本での保証期間と、海外での保証期間が違う商品ってあったりします。
日本での保証期間が短く設定されてる商品があるんですよね。
なぜ? これ、どうやら日本人がクレーマーだからってことらしいです。
ちょっとしたことで文句をつけてくる。箱がちょっと潰れてたって商品に問題ないじゃないか。なんてのが海外メーカーの言い分だったりするんでしょうね。
確かに日本の消費者は厳しい。厳しいからこそ、日本の接客業のレベルは異常に高いし、包装は過剰だし、お店は清潔だし、安いご飯もおいしいし。
良いこともいっぱいあるけど、デメリットもいっぱいある。
働く側はたいへんだし、厳しいからこそ精神も疲弊する。精神疾患も増えるだろうし、自殺や引きこもりにも繋がるかもだし。
でも、とりあえずはPCパーツの保証期間が短くなるとかないわ。
ギガバイトのグラボが4年保証!!と思いきや、保証の価値以上にめっちゃ高いとか萎えるわ。
甲子園予選で敗退した大船渡高校にクレームの電話が殺到しているらしい。
PCパーツのクレームなんてかわいいもんでした。
高校野球の岩手県予選決勝で、花巻東高校相手にエースを登板させずに敗北した大船渡高校にクレームの電話が殺到しているらしい。
…なんだかなあすぎる…。残念過ぎて悲しくなってくる。
私はお客様商売には長年携わってきました。モンスタークレーマーと呼んで差支えの無い人とも多く接してきました。
だけど、大船渡高校にクレームいれてる輩たちはモンスタークレーマー以下だと断言します。
だって、クレーム入れる権利ないでしょ? PCパーツに文句言うやつ、ラーメン屋で文句言うやつ、コンビニでクレーム垂れる奴、いっぱいいると思うけど、彼らは商品を買っているから文句垂れる権利があるっちゃああると思うんです。
だけど何? 大船渡高校に苦情言ってるやつはどんな権限があるわけよ? 部外者ちゃうの? 教育機関に他人の子供の教育方針でクレーム入れるって何様よ? しかも学校の教育方針に問題があるって言うならまだしも、エース投手の身体を案じて温存したことを間違っていると誰が言いきれるのよ。
だけどね。これを言い切れちゃう人たちがクレームを言ってるんだと思うんですよね。自分の正当性を信じて疑わないからこそ、正義の鉄槌を下せるんですよ。
客観性が極端に乏しく主観にとらわれたうえで、白か黒かのような二極化された単純な思考をする。
教育機関にクレームを入れるなら、こういうことで入れた方がいいんでないかい?
こういう人間が多いのは、単純化された一つの答えを求めるような学校教育を行っているからだ!…なんて感じで。
まあとにもかくにも、ギャーギャーピーピーと、ヒステリックにうるさい社会は息苦しいじゃないですか。
とりあえず、クレーマー国家日本の形成に多大な影響を与えた三波春夫さんはとっくにお亡くなりになられました。
学校教育を変えたらどうでしょうね。一つの答えを導く教育ではなく、多様な思考と想像力を育む方向性でお願いしたいです。
長篠の合戦=鉄砲の威力? 馬鹿げた教育はもうやめにしましょうよ。日本が沈んじゃうよ。