老後を生きるのに2000万円の貯蓄が必要らしい事に想ふ。
暮らしぶり次第だと思うんですけど。
人生95年時代だそうです。
といっても、平均年齢は80ちょっとであり、95まで生きることが出来ているのはごく一部の人なのが現実ではあります。
夫婦そろって95歳まで生きることが出来た場合、年金以外に老後のために2000万円の貯蓄が必要であるという金融庁の報告書が話題です。
まあ、日本の経済が上手くいっていないのは事実でしょう。
私の世代が将来、本当に年金をいただけるのかも余り信じていなかったりします。
とはいえ、本当に2000万円も貯蓄が必要かと言われれば甚だ疑問です。
何故ならば、人は貧しければ貧しいなりに暮らしていくからです。
金がないのに杓子定規に決まった金額を生活費として使う…なんてありえないでしょう。
そういう意味では、金融庁の試算もそう気にすることもないように思います。
そもそも、年金ってもらえないんじゃね?と疑問を持っている私ですらこの程度には楽観的ですから。
老後に本当に心配になるのは医療費でしょうかね。
今のところは日本の医療保険制度は年金よりも上手くいっている?ように見えます。てことで、この点も底辺住民のクセに意外と楽韓的です。
ですが、実際に心底心配していることは、日本の経済の見通しです。正直、絶望感しか感じません。
今日のお昼はスーパーでおにぎりを買って食べました。
ツナマヨと紅鮭の2つ。55円×2つで110円、プラス消費税でした。
20年前には考えられなかった価格です。
日本の周辺諸国は所得が激増し、物価も上がりました。
日本だけが所得が下がり、特に食品の価格が下がっています。
私のような底辺人にとっては暮らしやすい面もあるのですが、諸外国と比べて相対的に日本経済は随分と小さくなってしまいました。
老後の年金生活の心配をするよりも、今後の日本経済を立て直す方がよほど建設的に思えるのですが。
旧来の日本型の経済構造はもう終わりかなって個人的には思います。
終身雇用は終了で、適切な人材配置を行い、生産効率を上げて、所得を激増させる。
企業よりも労働者を守り、安月給の日本企業よりも高収入の外資系。
とにかく金を天下に回しまくる。…そううまくは行かないか。
現代日本人は経済音痴。もちろん私も経済音痴。
経済音痴の国の経済音痴の与党自民党さん。なんとか自民党だけでも経済音痴を脱して、ダイナミックに日本経済をよみがえらせるなんて出来ないもんですかね。
老後の心配も無用になれば嬉しいですけど。ていうか…このままだとホントに年金ちゃんと貰えるのでしょうか。
貯蓄云々どころではない気がするんですけど。