底辺ちゃんねる。

底辺住民の暮らしぶりと思考を晒します。

底辺府民が大阪万博2025開催決定に想ふ。

底辺大阪府民といたしましては。


どうも。大阪の社会の底辺を這いつくばって生きている底辺住男と申します。

先日、大阪万博の開催が決定いたしまして。大阪は喜びに包まれているそうです。

少なくともTVを見ているとそのようです。

ホンマに!? 社会の底辺の目線ではそう思ってしまいます。

大阪万博ってなに?それおいしかったん?


1970年に大阪万博なる催しがあったらしいですね。うん。まあ伝説ですね。

20世紀少年読みました。当時の子供たちにとっても、日本社会にとっても大きな出来事だったのでしょう。

1964年の東京五輪と、1970年の大阪万博は、いわゆる高度成長期の日本にとって象徴的なできごとだったのでしょうね。

両イベントの開催に当たってインフラも整備され、新幹線や高速道路が敷かれて社会に、暮らしに大きな影響があったのでしょうね。

文化的にも世界の珍しいものや多様な価値観に触れる機会だったのでしょう。

文化的にも、洋食や回転すしが普及するきっかけにもなったのでしょうか。

両イベントの開催によって、日本の社会が一変した。巨大な経済効果もあったのでしょう。

2025年の大阪万博でも大きな経済効果が期待されているようです。

でも、それってホンマなん?って底辺目線では穿った見方をしてしまいます。

東京五輪大阪万博が大きな経済効果があったのは、当時なんもなかったからちゃうん?って思ってしまいます。

例えばです。今の時代に1970年時の大目玉だった「月の石」を持ってきたところで、現代人がありがたがって溢れかえったりするのだろうかって疑問に思います。

「アポロが月に行ったって嘘ちゃうん?」相当数いますよね。こういう人。

ネット全盛の時代に他文化の価値観に触れるって言ってもねえって感じもします。

で、万博のテーマが医療?長寿?ホントにそんなんで世界中の人が見に来てくれるのだろうかと心配になります。

食がテーマだったらよかったのにねえ。日本館で寿司食って、大阪館で粉もん食って、米館でハンバーガー、露館でボルシチね。全部本場のやつね。

これやったら近所やし何回でも行ったのになあ。だけどミラノ万博?が食がテーマだっけ?先越されたよなあ。

ミラノ万博はおいしかったんでしょうなあ。

花博がなかったことになってるのはなんで?


1970年の大阪万博は「なにそれ。おいしかったん?」って感じですが、1990年の花博なら知ってますよ。

55年ぶりの万博っていうけれど、花博は何が違うの?格付け?よくはわからんけど似たようなもんでしょ。ていうか花の万博でしょ。なんでなかったことになってんの?でもって花博でなんか世の中変わりましたっけ?

とりあえず地下鉄鶴見緑地線ができましたわなあって感じ。

1990年って今と大差ないんで、開催されたからと言ってインフラが劇的に変わったなんてなかったですよね。

大して海外からのお客さんが来てた印象もないし。

広大な敷地にたくさんの建造物を建てて、数か月後には潰してほんまに有益なことやったんやろかって、これも疑問符です。

 

大阪の人間からしたら、オリンピックが出来へんかったから難易度の低い万博に切り替えて帳尻合わせって思ってしまいます。

大阪人やから有益でさえあれば何の文句もないんですけどね。

経済効果で言えばリニア関係に金を使った方が良い気がするなあ。

 

堺が沈んだのは、大和川に道を遮られたからだと思ってます。

大阪が今後も繁栄していくためには、道を切ってはいけませんよね。

リニアは大事っすよ。万博なんて一時的なものよりもね。

 

とはいえ。やると決まったからには成功させて欲しいものです。商いの街、大阪らしく経済的に成功させて欲しいものです。だけど…現代の大阪のお役人って大阪商人のDNA引き継いでるか?う~ん。だいぶ疑問やな。