自民総裁選 安倍首相３選について想ふ。
東京五輪までは安倍さん。
わたしはそれで良いと思うんです。五輪時に世界に向けて「誰それ？」って言われる顔が発信されるより、安倍さんでいいと思うんです。
それは非常に珍しいことでもあると思うんですよね。
日本の首相って「誰それ？」がデフォだったと思うので。
宇野さんなんて二か月ですよ。首相になったと思えば消えていく。日本人だって、そんなに頻繁に交代されたらついていけないですよ。
まるで、ファッション業界が、今年の流行りを決めるかの如く、国の顔を変えてきたのが日本という国なのかもしれません。
で、歴代総理の在任期間ランキングで堂々の五位となっている安倍さん。
安倍さんより上位となると、桂太郎、佐藤栄作、伊藤博文、吉田茂、ともはや歴史上の人物状態ですね。
ちなみに一位の桂太郎氏の在任日数が、２８８６日ということで、八年弱となっています。
例えば、米国の大統領などは、たいていの場合、二期八年務めますから、桂太郎氏の記録ですらそれに劣ることになります。
特別長かった人でそれですから、歴代首相のほとんどは二年前後くらいだと思います。それくらいが平均でしょうね。
世界的には四年が一つの目安かと思うのですが、他の問題だと「世界に目を向けて見習うべし」なんて言ってる人たちが、この件に関してはそうは言わない印象です。
これくらいがちょうどいいよって思っているのか、それとも、もっと短くてもいいとか、もしかしたら総理大臣なんて要らないと思ってる…さすがに考えすぎですか。
いずれにせよ、首相なんて権力者に権力を与えない方がいいんだよってな感じで、在任期間は短い方が良い。
首相の権力は小さいほうが良いってのが一般的な日本人の政治観ではないでしょうか。
自民党総裁任期が２期６年から３期９年に。
自民党総裁任期が１期３年延びての、今回の安倍首相の３選。
過去に２期６年を満了した総裁は、中曾根、小泉両氏の２名しかおらず、問題はあまりなかったが、やはり少し短く感じ、安定した政治のためにも３期９年になったことは、個人的には喜ばしく思います
私の意見に反対の人もご心配召されるなですよ。
直接選挙ではないにしても、選択肢が増えたと思っておけばいいと思います。
日本の首相の首の挿げ替えなんて世界一簡単ですからね。
日本人は指導者を管理監督する義務感を非常に強く感じていると思うんです。
しかし、指導者に上手に指導してもらって、社会をより良くしてもらえるようにように環境を整えてあげよう、なんて意識は皆無に思えます。
で、３期９年の安定政権、私はいいと思うんです。
よく、官僚主導の政治の国なんて揶揄されましたけど、短期政権ばかりで、首相がコロコロ入れ替わるようじゃ官僚主導になっちゃいますよね。
民主主義の国なんだから、政治は国民の代表が行うべき。安定政権結構じゃないですか。
政権が安定する事を望まない人が多い…ような気がする。
どうも私のような考え方は少数派っぽく思えてしまいます。
長期政権＝独裁。もしくは、独裁につながる。なんてずいぶんと極端な考え方をするのが現代の日本人なのかなって思っちゃいます。
長期政権は独裁ではないし、独裁に繋がる可能性すらない。
日本で独裁者になれる可能性を秘めているのは、安倍首相でも、橋下徹氏でもなく、自衛隊の人なんですよね。
自衛隊にカリスマ性の高い人物がいて、その人物に忠誠を誓う同志がたくさん集えば独裁者の芽が生えたと言えるでしょうね。
独裁者になるには、背景となる「チカラ」が必要です。
そのチカラとして一般的なのは武力、軍事力ですよね。
軍事力を掌握できれば独裁者になれます。日本で政治家が自衛隊を掌握するのは不可能です。
世界一の軍事アレルギー体質国家ですから。安倍首相が独裁者になるなんて無用の心配です。
既に独裁者だっていう人もいるかもしれませんが、それはただの嘘です。
ネットで「松嶋〇々子は元ソープ嬢」って言ってるのと同様です。貶めたいだけなんです。
ただし、その嘘で貶める行為が正義であり、社会のためであると信じているあたりが非常にタチが悪いですが。
そうそう。独裁的権力の背景には何らかのチカラが必要になります。たまにお馬鹿な共産政治家が「数のチカラの暴力」なんてこと言ってますけど、数のチカラこそ民主主義の根幹ですから。
数のチカラとは民意ですから。数のチカラの逆こそが独裁ですから。お馬鹿な共産政治家に騙される人はいないと思いますが一応ね。
ちなみに、共産国家はみんな独裁っすね。中国なんてわかりやすい。軍隊は国のためならず、共産党のためにありますからね。だから、天安門事件の際も、国民に銃を向けて共産党支配体制を守った訳です。それこそが独裁体制であり、独裁国家の軍隊ですよね。
よく日本の政治家のことを独裁者なんて目に耳にしますけど、嘘、大袈裟、紛らわしいでJAROに通報すべきですよね。
経済をどうにかして欲しい。
私自身は中卒の底辺人です。社会の底辺から世の中を見ていますが、どうにも自民党は経済政策が苦手に見えます。
いや、日本国民全体が経済音痴なのかもしれません。
とりあえず、社会の底で暮らす身としては、貧乏人に対するバラ撒きなどではなく、給料が上がる政策、物価が上がる政策を望みます。
高くて高品質な商品を国の内外にたくさん売れる社会を望みます。お金がダイナミックに動くことを望みます。
日本を訪れる観光客から、品の無い奇声が消えて、ハイソな人たちが訪問してくれることを望みます。(差別って言われそうｗ)
日本の製品は高い信頼性を誇るようです。私は自作PCが趣味の一つだったりしますが、現在PCパーツのメッカといえる台湾製商品にもデカデカと「日本製コンデンサ使用」なんて売り文句が書かれていたりします。
売れるからこその売り文句ですよ。しかし、高い信頼性からくる付加価値に見合った価格設定が出来ていないと感じるんです。残念でなりません。
いつか、数千万から数億円の日本車。同様の価格の腕時計。数十万から数百万円の靴や、カバンや、洋服など。
高い信頼性に見合った強気の価格設定の商品がバンバン売れる時代が来て欲しいものです。
もちろん、１００円ショップやドン・キホーテも健在で、選択肢の多い社会って意味ですけど。
自民党は、ダイナミックさに欠ける経営者の顔色ばかり窺ってきた。
野党は我々貧乏人を中心に媚びを売ることばかり考えている。
もうちょっと、しっかり腰を据えて、長期的な目線で日本経済を建て直してもらえませんか。
そのためにこそ、３期９年という長期安定政権がモノを言うと思うのですが。
