お食事処ほうれい食堂 さんでカレーちゃんぽんを食べた。 【大阪市東住吉区駒川】
針中野の商店街に行ってきた。
駒川商店街ってすっごいいいですよね。庶民的で活気があって大きくて。
S市なんて商店街終わってますから。市役所のお膝元の銀座通り商店街からしてシャッター街と化してますから。
それに比べて針中野って決して大阪の中心なんかではなく、失礼ながら外れっちゃあ外れなんだけれどもこの盛況ぶり。
上の写真? これは歩行者の映り込みを極力減らして撮ったのでこうなんです。実際は、平日だって人がいっぱいです。
大阪の中心は人がいっぱいいても、大阪弁どころか日本語が聞こえなかったりするけれども、ここはおばちゃんたちの大阪弁しか聞こえません。
地域に根付いた古き良き商店街なんですよね。
S市民がこんなとこで何やってんねん?
いや、ここには大阪唯一のあのお店が…
このお店。喜多方ラーメン坂内ですよ。
以前は家の近所にもあったし、大阪府内に何件かあったのに、現在はここ一件のみ。
なのでたまに食いに来るんです。で、わざわざS市からやってきて、入ろうと思ったんですけど…
10月4・5日は創業価格まつり!?
通常650円の喜多方ラーメンが480円!
今日食うつもりだった焼豚ラーメン940円が650円!
ゴイゴイスー安いすーってことで、非常にセコイのですが、10月に再来するとします。(笑)
商店街をぶらつき、面白そうなお店を探します。
さて、この針中野の商店街。なかなかの規模を誇りますよね。
ぶらついて面白そうなランチを探してみます。帰りに龍福の豚まんを買って帰ろうかな。
で、龍福とさほど遠くないところに…
お食事処ほうれいの看板が…
大衆食堂かなって雰囲気なんですが、外に貼ってるメニュからすると、中華メニューが多い感じ。
そんなメニューの中に「カレーチャンポン」の文字発見!
こちらでも書いたのですが、私、カレーラーメンが大好きでして。
カレーちゃんぽん…キャベツ、もやし、エビなどが入ったカレー味の太麺ちゃんぽんかな。ってなイメージを勝手に作りつつ、食べてみようと入店しました。
カレーちゃんぽんいただきます。
店内はこんな感じ。冷たいお茶をいただきました。
メニューはやっぱ中華が多かったですが、オムライスなど洋食もある模様。メニューの種類は結構多かったですね。
カレーちゃんぽん780円に餃子もいただきました。餃子400円だと思ってたんですけど、今考えてみるとお会計時に1130円だったので、ラーメンと一緒に注文すると50円値引きのサービスがあったのかもしれません。
おっきたきた。やってきましたね。
これがカレーちゃんぽん780円。…先述の想像とずいぶんと違いますね。(笑)
しかし、こちらのほうがうまそうです。おもてたんよりうまそうです。
餃子もきました…
って揚げ餃子なんかーい。って感じです。揚げ餃子がデフォのようで。それは最初から言って欲しかったですね。(笑)
まっとにかく食してみましょう。いただきます。
これは…見た目以上に想定外なカレーちゃんぽん。(笑)
なかなかの創作料理っぷりです。ちゃんぽんといえば太麺をイメージしますがこちらは細麺。しかも…なんと麺に焼き色がついています。焼きそばを固焼きにして、中に餡を包んだ奴あるじゃないですか。大阪にもある横浜の有名店のアレ。麺があんな感じなんです。
聞きましたところ、なんとオリーブオイルで揚げ焼きにしているという。想定の超斜め上にきましたね。(笑)
面白い店を探すつもりでしたが、ここまでの店とは。(笑)
スープなんですが、ちゃんぽんといえば豚骨ですよね。こちらはカレーあんかけなんですよ。あつあつのスパイシーあんかけです。
で、まるで京都のマルシン飯店の天津飯のごとく溶き卵が散らされています。真ん中にはカイワレ。そして正体不明のカリカリ? これ聞こうと思って聞くの忘れた。(笑)
天かすのような、パルメザンのような、何かが餡の上にあるんですけどね。馬鹿舌&目が悪いせいで何かわかりませんでした。
そして写真にもチラっと写っていますが、レモン汁とタン塩のような味がついたネギが添えられています。
レモン&タン塩味のネギってカレーちゃんぽんと一緒にどう食すのか。タン塩が食いたくなるばかりで、想像力が湧かないアフォな私でした。
とにかく創作料理魂が発揮され過ぎた一杯です。トロトロスパイシーな熱々の餡がまとわりつく、焼き色のついた香ばしい麺をすすります。
完全に新世界です。独創的に過ぎる一杯です。ちゃんぽんらしさよりも、皿うどんのほうがまだ近い感じです。
揚げそばの上に餡がのるって意味でね。ですが、皿うどんとは違い、間違いなく麺インスープですよ。
そして揚げ餃子です。
誰の目にも手作りであることが丸わかりです。皮で具を完全には包んでいません。棒餃子の端っこ包んでないタイプのような半包み。
そしてカリッとサクッと揚がっています。おやつのような、ビールのあてにもアリな軽い食感の餃子です。こちらも私の想定から外れすぎでした。餃子って頼んで揚げ餃子が来たこと自体が初めてでしたから。(笑)
そしてなんと…
「お彼岸なんでサービスです。」といただいちゃった抹茶味のかき氷。焼いた白玉?とあずきがのっかってます。
こちらもとってもおいしかった。
いやあしかし…面白そうな店を探して、ここまでの店にあたるかねえ普通。(笑)
地図を載せようと思って調べたら、大変残念な評価になってる。一人の方がチャンポンが最低だったとのコメント。
私はとってもおいしく楽しくいただけましたが。面白い店を探そうって思っていくといいけども、「ちゃんぽん食べたい」って行ってアレが出てきたら、残念な評価をされちゃうのも理解できるかな。
とにかく。創作料理魂に溢れすぎた衝撃の一杯!って感じでしょうかね。まるで大衆食堂のような見た目のお店から、摩訶不思議な料理が出されると普通は困惑しちゃいますね。
わたしのように面白い店を探して行っても、目が点になっちゃうんだから。
お味はとってもおいしかったですよ。いつものことながら、体に悪いだろっていうスープまでの完食です。不味けりゃできないですよ。
とにかく、日常的でないちょっと変わった食べ物をお探しならおススメです。他のメニューも興味が湧いてきたな。また気が向いたら行ってみよう。でも来月は喜多方ラーメンで決まりですけどね。
おいしゅうございました。ごちそうさまでした。
おかげさまでブログのネタにもなったしね。(笑)
底辺のグルメとは、底辺たる底辺住男が、おいしいお店のおいしい食事を紹介する記事です。決して登場するお店や料理が底辺というわけではありません。ご理解の程よろしくお願いいたします。