底辺ちゃんねる。

底辺住民の暮らしぶりと思考を晒します。

元祖たこやき 会津屋本店 に行ってきた。【大阪市西成区玉手西】

大阪グルメを紹介するならたこ焼きは避けて通れないでしょう。

いつかはたこ焼きを紹介せねばならない。ならば、第一回目に紹介するにふさわしいたこ焼き屋は何処だろうか。これはやっぱり会津屋に行っとくべきでしょう。何故?ご存知ない?あなた大阪人じゃありませんね。

今や全国に広まったたこ焼き。その発祥のお店がこちら。

ドーン。会津屋さんです。

国道26号線沿い、地下鉄四つ橋線玉手駅の近くです。スーパー玉手の発祥地はたこ焼きの発祥地でもあったわけです。もののはじまりみな玉手…言い過ぎか。(笑)

とにかく、大阪のたこ焼き屋を語るならば、まずは元祖たる会津屋からってことですよ。

お店の正面では、店員さんがひたすらたこ焼きを焼いていらっしゃいます。お店の側面には、イートインスペースの入り口があります。お持ち帰りも、店内飲食も両方OKなわけです。

なんと座席数は14席。…て14人入るとちょっと狭いと思いますけどね。たこ焼き屋のイートインスペースとしては充分な広さだと思います。

メニューは色々とあります。元祖たこやきが、その名の通り、元祖たるたこ焼きです。

元祖ラチ"オ焼きなるメニューもあります。これはたこ焼きの基になったたこ焼きの原型です。たこ焼きがまだない時代に、会津屋さんはこのラチ"オ焼きを売っていたそうなんです。あるお客さんが「明石ではこれにタコを入れて売っとるで。」と言ったらしいのです。(明石焼き、玉子焼きのことですね。)

で、当時の会津屋の店主さんが、ラチ"オ焼きの具のすじコンニャクをタコに変えて販売したのが、現在のたこ焼きなのだそうです。

さて、たこやきとラチ"オ焼きとネギ焼きの三種が味わえるお得なメニューもありますが、たこ焼きの元祖のお店を紹介すべく参りましたので、元祖たこやきを注文したいと思います。

でました。これが元祖たこやき、12個で440円です。

たこ焼きにソースがかかってない?そんなの要りません。お出汁で味が付いていますので、そのまま食します。これが元祖たる会津屋のたこやきです。もちろん他にもメニューはありますが、元祖はこれです。

ところで、会津屋以外のたこ焼き屋さんも、生地に出汁が入っていますので、なにもつけなくてもおいしいですよ。ちなみに、私はたこ焼きはソースよりも、ポン酢か醤油か塩派です。どーでもいい情報でしたね。(笑)

うん。おいしいです。外はパリっと硬め。中はトロ熱です。ひとつひとつの大きさはすごく小さめです。小さいからこそ、パリッとした食感に焼けるのではないでしょうか。現在の、大阪に広まったたこ焼きとは、やき加減が少し違うように思います。一般的な焼き加減は、外フワッ、中トロッだと思います。正直、好みの問題だと思いますが、会津屋のサイズだと外は硬めの食感の方がベストな気がします。そして、味のほうもアンチソース派(たまには食べますけどね。)の私にすれば、お出汁の味であっさりといただくのがベストだと感じました。

むかし懐かしいおやつの味。とってもおいしかったです。ごちそうさまでした。

 

底辺のグルメとは、底辺たる底辺住男が、おいしいお店のおいしい食事を紹介する記事です。決して登場するお店や料理が底辺というわけではありません。ご理解の程よろしくお願いいたします。