底辺ちゃんねる。

底辺住民の暮らしぶりと思考を晒します。

戦争をしてこなかったことに想ふ。

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平穏を満喫してきましたが。

新型コロナウィルスがあっという間に世界に蔓延してしまいました。

人類にとって地球が小さくなった証左でしょうか。

国会での与党と野党の争いから、ネット上でのコメント、日常生活でのマウントの奪い合いなど、現代に至っても人々は日々争いを続けています。

争いは続いていて、世界は狭くなったというのに、世界規模の戦争は七十年以上も行われていません。これが是か非かと問われれば、そのぶん人命が失われなかったのだから是だと言えるのでしょう。ですが、このような問題は算数のように答えがある問題ではないのかもしれません。

争いがある場合は戦争をすべきだ、と考える人も少数だとしてもいるのだろうと思います。

例えば幕末には、内戦は避けるべきと考えた人たちによって大政奉還がなされました。

人命保護や社会の混乱を防ぐだけでなく、日本に接触し圧力もかけてきていた海外勢力の侵入を防ぐという観点からも、現代人からも支持されそうな出来事でした。

しかし、薩長の志士をはじめとする討幕派は、それを良しとしませんでした。

外国から付け入られるリスクを冒してまで何故にと思います。

「流れた血の量だけ、革命後の政権は安定する。」

豊臣政権を安定させるには、徳川の血が足りなかった。江戸幕府を永続させるには、島津や毛利の血が不足していた。中国という大国で共産党が支配力を強めるには、多くの国民の血が必要だった。

江戸後期の武士たちは、長年の平穏を過ごしていましたが、それでも我々とは違い、このような価値観を遺伝子レベルで受け継いでいたのかもしれません。

戊辰戦争はそうして起こったような気がします。

中国共産党を討たなかったツケを、これから払わなければならないのかもしれない。

世界規模の戦争が行われなかった七十年以上の間も、国家間の対立や紛争は続いてきました。

特にイデオロギーの違いは、新しいカタチの対立の原因となりました。

私は日本人ですから、西側の立場で思考し記しています。

そのうえで、なぜに中国共産党をここまで放置してしまったのだろうかと思います。

イデオロギーの違いによる、大国同士の軍事的直接対決は未だに起こっていません。

ですが、戦争は違うカタチでとっくに始まっていたように思えます。

現代の世界の覇者は米国です。第二次大戦で連合国を主導した米国が中心となって、現在の世界は形作られました。

ところが、米国が作った世界に中国共産党は乗っ取りを仕掛けています。

コロナウィルスの発生以降、WHOに対する中共の工作が目に見えるようになってきました。

我々が平穏を過ごしている間にも、中共は軍事力を伴わない現代志向の戦争をしていたようです。

もしもこのまま、世界の覇権が中共の手に落ちることとなれば、我々の立場からは暗黒の時代となることでしょう。

戦争はいけないといっても、それを受容するわけにはいきません。

軍事力行使の有無にかかわらず、中共は倒すべきだと考えます。

差し当たり、日本はWHOへの拠出金を含め、どのような対応をするのでしょうか。

しばらく、社会の底辺から様子を窺がってみようと思います。