錦織選手の全仏での健闘に想ふ。
ナダル選手相手に奮闘及ばずも…。
いや、残念だったですね。
相手はクレーの魔人とでもいうべきナダル選手。
もちろん、クズが売りの芸人さん(失礼)ではなく、全仏の絶対王者のナダル選手です。
連日の厳しすぎる戦いを奇跡的?に勝ち抜いてきた錦織選手にとっても厳しすぎる相手でしたね。
ローランギャロスでのナダル選手に勝利を収めるには、まずは自分が万全の状態であることが最低条件だろうと思いますが、残念ながら錦織選手は疲労困憊のだっただろうと思います。
ここまで厳しい戦いを勝ち抜いて、絶対王者に挑むまでの夢を見せてくれたことにお礼を言いたいです。お疲れ様でした。
しかし、錦織選手も早や30歳を目前にしています。
全米OP準決勝で、王者ジョコビッチを破っての決勝進出から早や5年。
いつかは日本人初、アジア生まれのアジア人初のメジャー制覇の夢を期待させてくれましたが、なかなかそうは甘くはないですよね。
ビッグサーブがないので、サービスゲームのキープにもラリーで打ち勝たないといけませんし、ただでさえ不利であろう体力を消耗してしまいます。
ベスト8、ベスト4に残っても、今回のように疲労困憊となってしまうことが残念です。
しかし、もしも錦織選手がビッグサーバーだったら、武器であるフットワークを失ってしまいそうだし…。
たらればを言ってもしょうがないですが、錦織選手の奮闘を見ていると祈りたくもなります。
頑張り過ぎるくらい頑張っていると思うので、頑張れなんて言えません。
なので、夢を見ながらひたすら祈りたいと思います。
いつの日か、錦織選手の努力が報われて大輪の花が咲きますように。
多くの日本人の夢が錦織選手によって、現実のものとなりますように。