Windows 10 の メモリ診断ツール でメモリのチェックをしてみる。
PCが思わぬ動作をすることがあったら試してみましょう。
私などは、PC無くしては暮らしていけない時代となってしまいました。
日常的にPCを使っていて、「おや?いつもと違うな。」という挙動を感じることがたまにあります。
ブルースクリーンが出る、勝手に再起動する…等々。
どこかに異常が潜んでいるのかもしれません。
RAM、メモリは壊れにくい…とはいえ、もちろん絶対ではありません。
PCがおかしい場合に、比較的容易にチェックができるのもDRAMメモリです。
ですので、ちょっとおかしいなと感じれば、簡単ですので是非一度試してみましょう。
Windows 10 には最初からメモリ診断ツールが付いています。
Windowsには、最初からメモリ診断ツールが付属しています。
これを使うのが、最も簡易的なメモリ診断法といえます。
簡単かつ、時間もあまりかかりませんので、是非試していただきたいと思います。
まずは、PC画面左下のWindowsスタートキーをクリックします。
上から、A、B、C~とアルファベット順にメニューがありますが、Wの欄の「Windows管理ツール」をクリックすると、「Windowsメモリ診断」が出てきます。
Windowsメモリ診断をクリックすると、このようなポップアップ画面が表示されます。
少し時間はかかりますが、全ての作業を終了して「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」をクリックし、メモリ診断を開始しましょう。
メモリ診断ツールが起動します。
かかる時間は環境によって違うでしょうが、私の場合で10分程度です。
この間は、PCをほかの用途には使用できませんので、用は済ませてから実行されるのが良いと思います。
終了後は自動的に、PCが再起動されます。
再起動後しばらくすると、画面の右下に結果が出ます。
何も問題がなければ、画像のように「メモリエラーは検出されませんでした。」と出ます。
これでメモリ診断は終了です。
このツールは100%の精度を誇る…なんて訳にはいきません。
実行中にエラーを吐くかどうかです。
例えれば、心臓の調子が悪く不整脈があるのだけれど、病院で検査してもらった時には調子が良くて異常が見つからなかった…みたいな。
ですが、PCの調子が特におかしくなければ信用して問題ないと思います。
その逆は問題です。
Windowsメモリ診断ではエラーが検出されなかった。だけどブルースクリーンや再起動が頻発する。
このような場合は、なにか問題が潜んでいます。(メモリ起因とは限りませんが。)
問題が収まらない場合は、Memtest86(フリーソフト)を使って、もう少し突っ込んだメモリテストをした方が良いでしょう。
Memtest86を使ったメモリチェックは、またの機会に紹介したいと思います。
マイニング需要のせいか、異常にRAM価格が高騰してましたけど、またお求めやすい価格になってきました。ありがたいことですけど、買い時って難しいですよね。