デスクトップPCに穴を開けてファンを増設してみる。
まずはバラシます。
8月18日(土曜日)、しばらく前から計画していた、PCに穴を開けてのファン増設を実行に移します。作業前はこんな感じです。
これをバラします。穴を開けた際に、鉄の屑やホコリがファンなどに付着するのが怖いので、すべてのパーツを外します。可能であればケースもバラしたかったのですが、出来ませんでした。
写真のようにすべて外しました。私はビビりなので、ケースに付属の端子類は、コンビニ袋で包んで保護しました。
バミる。
購入しておいた12cmケースファン用のフィルターを使って、バミります。きっちりと測ってやるべきだとは思いますが、粗雑な性格なもので、定規でだいたいの位置を測り、フィルターを貼り付けます。(このフィルターは磁石が付いています。)
で、ポンチの跡を目安にして、ハサミで傷をつけるようにして、線を引きました。この線を目安に穴を開けていきます。万事がすごくアバウトなんですが大丈夫なんでしょうか。
ドリルで穴を開ける。
ついにこの時がやってきてしまいました。お気に入りのPCケースに穴を開けてしまいます。もう後戻りはできません。この日のために買ったドリルですが、安物です。付属品は、プラスドライバーだけ。ネジ穴用のドリルタップは別途購入しました。ドライバーとして使えることは、バラシ時に確認しました。
室内はちょっと怖かったので、外に移動します。このドリルはコンセントが必要です。
さて、穴が開くかどうか、試すために切り抜く予定の場所の真ん中あたりに穴を開けてみます。最初は表面で空転している感じ。やっぱだめかなとも思いましたが、軽く体重を乗せてみると、意外と簡単に穴が開きました。続いて一番太いタップを試したところ、スチールの表面を回転しながら滑って危なかったです。細いタップで穴を開けたあと、太いタップで穴を広げると良いのだと学習させていただきました。
練習も終わり、いざ本番です。ポンチで凹ませた場所に、0.8て書いてるタップで穴を開けました。0.7でもファン固定用のネジは入ったのですが、0.8の方が多少の誤差があっても大丈夫そうだっていうガサツな理由での選択です。ちなみに練習で開けた大きな穴は、後でハンドニブラを使ってくりぬいていくための穴にします。
二枚目の写真は、ケースの内側です。ドリルで穴を開けたあと、裏面をみると研磨の必要性を感じました。
ホームセンターに直行し、鉄工用ヤスリと、ついでにマスクを買ってきました。ドリルで穴を開ける際に、鉄粉が飛びそうだからマスクが必要だと思ったのですが、ニブラでは必要性を感じなかったので、買うタイミングが遅すぎでした。ヤスリが1700円くらいしましたので、手痛い追加投資です。これで総額一万円を余裕で超えてしまいました。(写真二枚目が初期投資分)
ハンドニブラでくり抜く。
生まれて初めてハンドニブラというものを使います。大丈夫なんでしょうか。
チカラが要りそう。長期戦になって手がズル剥けそうってことで軍手を使いました。
新聞を敷いて、室内でやりました。ドリルで開けた穴からスタートして、ちょっとずつ切り進んで行きます。バチンと一発で1mmずつです。1mmずつって言うと大変そうでゾッとしますが、やってみると案外らくちんでした。30分くらい?正確には計ってないですけど、そんなもんです。手にかかる負担も、軍手のおかげもあってか大したことはありませんでした。想像していたよりも、ずっと楽にガサツに進めた結果…
こんな感じ。まあ綺麗とは言えないですけど。試しにフィルターを付けてみると…
こんな感じ。フィルターがガサツな作業と性格を包み隠してくれました。感謝。