底辺ちゃんねる。

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Thermaltake TOUGHPOWER DIGITAL iRGB PLUS 850W -PLATINUM を買っちゃったのでレビューしてみる。

一か月とちょっと待ちましたよ。

いやあ来た来た。いろいろありましたよ。前に使ってた750W電源が、そろそろ寿命かなと思い、某社の750W電源を購入。自分は某社のファンなのでがっかりだけど初期不良で返品。で、某社はやめて、これにした次第。楽天ポイントもあったので、楽天の某J電機で購入。そしたら、入荷予定が一か月以上ってマジかあって感じ。のんびり待つかって思いきや、すぐに電源寿命到来で死亡。予備の電源持ってて助かったって感じです。ヤフオクで1100円の650W電源。備えあれば患いなし。1100円分は充分に活躍してくれました。お疲れさん。

で、本日到着しましたよ。デカブツ。

デッカイ箱で、丁寧な梱包ありがとうございます。頑張れ阪神タイガースって感じです。

Thermaltake TOUGHPOWER DIGITAL iRGB PLUS 850W -PLATINUM PS775 PS-TPI-0850F2FDPJ-1 てやつですよ。

電源に銭は惜しむなとは一休宗純の言だったと思いますが、(嘘)楽天ポイント抜きで、18000円弱しました。こんな高級電源を買ったのは初めてです。某社の電源が初期不良だった件が、私の背中を押しました。

これを選んだ理由の一つが、写真にもある通り、10年!の超長期保証。電源の寿命の目安は三年と一般的に言いますが、その三倍以上。10年もの間、壊れても保証してくれるなんて…。ありがたやです。

選んだもう一つの理由は、吸気能力を期待してです。どんな電源だって上向ければ一緒じゃないかって言われそうですけど、メーカーの公式ページで上向き搭載を推奨していたので、気分の問題って感じです。要はメーカー保証に弱い、権威に弱い人間だってことですね。(笑)

私のPCは、最大消費電力が260Wくらいです。850Wだと、ほぼ三倍になります。余裕をもって冷たい風を下から吹かせてくれることを期待しています。

それと…なんだかんだ言っても、ファンを上向けることで、ぴかぴか光らせようっていう、それが一番の理由で後は屁理屈のような気がしないでもありません。

開封の儀。

箱を開けると説明書&保証書。その下に、電源本体と横には袋に入ったケーブル類。丁寧な梱包が高級感を醸し出し、期待を煽ってくれます。

まずは、ケーブル類を開封です。平たいケーブルが出てきました。右端はUSBケーブルです。

某C社電源のamazon?のレビューだったと思うのですが、ケーブル袋の中が傷だらけで中古品としか思えないってのを見たことがあります。安心して下さい。大丈夫でしたよ。

平たいケーブル族です。AC電源ケーブルとUSBケーブル以外は全部平たいです。内容は、

24PIN 1本  CPU 8PIN(4×2に分離可能)2本  PCIE 6+2PIN×2 3本

SATA×3 3本  ペリフェラル×4 1本  フロッピー×1 1本  USBケーブル1本

AC電源ケーブル 1本

以上です。

電源本体を見てみる。

こんな感じっす。

側面部分にメーカーだのなんだの書いています。この部分が、実は好みじゃないです。コルセアとかクーラーマスターとかの側面部分のデザインはシンプルでクールな感じがしますが、サーマルテイクはごちゃごちゃと安っぽい感じ。実際はクーラーマスターより高級なのに、デザインで損してると感じます。

で、写真右の背面部。USBポートがついてないやつは、ここにRGBとか回転数の調整が出来る?スイッチがついてるみたいですね。

排気口の逆側のデザイン。ダサすぎますよね。安っぽすぎますよね。下に向けるべきですよね。

写真右は、USBケーブルポートです。ケーブルの逆側は、マザーボードUSB2.0ピンに差します。そうすることで、電源をコントロールするアプリや、監視するアプリを使用出来るようになります。

CPU8PIN×2本 PCIE×3本と5本のケーブルが付属していますが、差し込みは4本しかありません。私としては、決して使用することのない本数ですが、使われる方は要注意です。SATAとペリとフロも一か所たりません。とはいえ、こちらは先述の件以上に必要ないでしょう。

右の写真は、ヤフオクで1100円で買った電源とのサイズ比較です。幅はほんのちょっとだけ、サーマルテイクの方がスマートです。奥行きは2cm長いです。奥行き16cmです。充分なコンパクトさだと思います。

いよいよPCに搭載してみる。

もしやと危惧していたことが起きましたね。私のPCは、マザーの上からCPU8PINをおろせないんです。裏配線をするには側面からやり回すしかないのですが、やはり長さが足りませんでした。極力不細工じゃないやり回しを検討した結果が…。

CPUクーラーのファンに沿って上に上げて、CPUクーラーの上を通って背面ファン手前にあるソケットに差す…むしろ不細工かな。

で、PCIEも直接上のグラボへ。平たいケーブルは、結構硬いんで逆にやり回しが大変かもしれない。工夫次第で、グラボの端っこの垂れさがりを防止出来るんじゃないかと思える硬さ。24PINは裏にまわしましたが、裏のスペースが広くないので、多少無理をして蓋を閉めることになりました。

裏スペースはないのですが、全部裏にまわしてスリーブケーブルで繋げばカッコよくなると思います。スリーブ化するなら、敢えて裏にまわさないのもカッコいいでしょうね。

冷風が送れているか手をかざしてチェック。アイドル時はもちろん問題なし。高負荷時はほのかに温かいです。問題がある温度とは思えないのですが、今後も使用しながら検証したいと思います。

アプリをダウンロードして使用。

メーカーホームページから、アプリをダウンロードできます。画像は、「DPS G PC App」です。RGBカラーのコントロールができます。回転や点滅などをさせることもできます。ファンの回転数も変えられます。サイレント、パフォーマンス、無回転と三つのモードを選べます。吸気目的もあり、ファンを上向けているので、サイレントにしています。CPUやGPUの温度や負荷を見れるのですが、GPUはまだしも、CPUに関してはめちゃくちゃな数字を示していたので、あまりあてにしないほうが良いと思います。

重いゲームベンチマークFF15で負荷をかけてみました。消費電力は250Wくらい。アプリで電源の温度を見れるのですが、アイドル時と変わらず38℃くらい。手をかざしてみるとホカホカしてたので、実際にはもっと高温だったろうと思います。先日開けた天板の穴からは高温の風が吹き出ますが、電源から出る風はとても微妙です。生温いような。上のグラボの熱のような。少なくとも、GPUとCPUが出す温度を上回っていることはないです。ですので、しばらく使って様子を見てみようと思います。

プラチナ電源ってことで、電源効率も気になるところです。アイドル時で86%くらい。高負荷時だと93%くらいとなります。てことは、ゲームや動画編集など、高負荷で消費電力の大きい作業を長く行う人ほど、電気代の得をすることになります。

カラーはもちろん自由自在。RGBコントローラーが付いていない古いマザーでも、USB2.0ピンに空きがあれば使えるはずです。カラーは自由自在と言えども、デフォのレインボーのWAVEが個人的にはおススメです。(レインボーが回転するやつです。見惚れちゃいます。)

そうそう、側面のダサいデザインなんですけど、ケースのアクリルパネルがスモーク気味で、パネルをつけたら目立ちません。めでたし。

長期間待っただけの価値はあったと思います。電源は良いものを&ひかりものが好きって方にはイチオシの電源だと思います。