底辺ちゃんねる。

底辺住民の暮らしぶりと思考を晒します。

便利なネット社会に想ふ。

私はよくネットで買い物をするのですが。

とても便利な時代だなあって思います。ちょっとした小物でも、送料無料で買えたりします。

数百円の買い物をすると、それって送料だけの値段じゃね?って思ったりすることもしばしば。この安さの最大の秘密は、輸送費が安いからだと思うんです。ところで、企業やお店に安さの秘訣は?なんてインタビューをすると、「企業努力です。」なんてのが定番の返答だったりしますね。この企業努力って、取引先に一円単位で切り詰めてもらうことだったりします。それって誰得?って思えば、我々消費者にとって得だったりするんだろうけど、本当にそれがベストだったりするのかなと。例えば、取引先の言い値で結構ですと。で、値付けは言い値でやらせてもらいますよと。これで売れるんだったら、会社的に、社員的に、取引先的に最高ですよね。日本の全ての会社がこうなら物価はあがるけど、所得も上がるしいいと思うんですけど。それが無理でも、海外へ輸出する商品なんかはこうだと最高ですよね。ただし、高額の商品を売るためには、企業イメージ、ブランドイメージが高くないとダメなんでしょうけど。

いつものように話が逸れすぎましたが。

ネットで買い物って便利だと思うんですけど弊害もありますよね。私は下手くそではありますが、趣味でギターを弾くんです。ギターを弾くとなると、ピックだの弦だのと、消耗品があるんです。多少のストックはするんですが、弦なんかは買い置きしすぎると劣化しちゃいます。で、気づくと切らしちゃってたりするんですよね。普段はネットで買うと、送料込みでも楽器屋さんで買うより安かったりします。ですが、切らしちゃった、今すぐ欲しいってなると、気が付くことがあるんです。それは、昔からあった楽器屋さんが潰れまくってるってことです。

私は大阪府内に住んでいます。郊外で田舎といえば田舎ですが、それでもいちおう政令指定都市だったりします。なのに、まともなLM楽器屋さんが一軒もありません。冗談きつくないですか。私がギター初心者の頃は、徒歩で行ける店もありましたし、自転車で行ける距離となると、とりあえず三件ありました。練習スタジオも含んでますけど、消耗品は売ってましたので。現在は全部潰れてなくなりました。凄く寂しいです。

大阪で誰もが知ってる一等地の楽器屋さん。

関西で最大の楽器屋さんといえば、心斎橋の一等地に建っていた三木楽器心斎橋店。無くなったかと思いきや、リニューアルオープンするようです。とはいえ、LM楽器は置かないっぽい…。(わかりませんが。)

練習スタジオが潰れるのはネットの影響ではないでしょう。でも楽器屋さんとなると、ネット販売を上手くやれないと終わっちゃいますよね。近所にあった楽器屋さんは、小さな個人経営のお店だったので、今の時代で生き残るのは難しかっただろうなあと思っちゃいます。ネットは確かに便利ではあるけれど、街の個人商店がなくなるのは寂しいですよね。

ギター初心者が、楽器屋さんで買い物ついでに質問をすると、親身に答えてくれたりしましたよね。買ったのは、100円のピック一枚だけだったりしてもね。

今の時代は便利でね。ネットで質問すると誰かが答えてくれたりする。一番多い定番の答えは、「ググれカス!」かな。(笑)