俺のスカート、どこ行った? が今週で最終回に想ふ。
今週22日で終わりらしい。
私はあまりドラマを観ません。
必ず見るドラマっていえば、相棒、ドクターズ、真田丸。
何年も前のモノを含めてもこんなものです。
最近は、今日から俺は、3年A組、そして俺のスカートと、日テレ土曜のドラマは何故か見てきました。
で、俺スカが今週で最終回を迎えるらしい。
ちょっと寂しくなりますね。
3年A組、俺スカと、続けて一定の思想が入っちゃってるというか何というか。
共通して、現代人のネットを中心とした攻撃性批判というようなものがテーマにあるのだろうか。
現代人はやらかした人に対して自己の正義を振りかざし、叩くことで自尊心を満たそうとする傾向があるように思いますが、先週放送の松下奈緒さんのセリフで、「剣に正義は無い。正義は盾に有る。」てなセリフがありました。
あれ、なかなか痺れました。今後パクらせてもらって自分のセリフにしたいなあなんて。
だけどねえ。3年A組も、俺スカも、多くの人には響かないと思いますよ。残念ながら。
響いてるのは、もともと近い思向を持ってる人たちだけなんじゃないかな。
人を攻撃して自尊心を満たす。これはお腹が減ったら飯を食うってのと同じくらいの人間の本能だと思いますので。
逆に言えば、やらかした際に、つい言い訳が口から出そうになる。自己正当化がしたくなる。
これも、自尊心を護るための防衛本能だと思います。
だから言い訳くらいさせてあげればいいのにって思うんですよね。
「言い訳するな!自己正当化するな!」一見正しく思えますが、精神的サンドバッグに成れって言ってるだけです。
言い訳をしない人、自己正当化をしない人は、潔くて立派だって思うかもしれませんが、このような人は自殺率、精神疾患を負う可能性が高くなると思われます。
やらかした人に対しては責任を追及するのが社会正義だ!なんておっしゃるかもしれませんが、社会が厳しければ厳しいほどに、自殺者とひきこもりを多く発生させます。
なんでもそうなんですよ。自殺や引きこもりは言い換えれば、社会からの落伍者と言えます。
軍隊の行軍でも、厳しい部活でも、カイジのような地下暮らしでも、要求が高ければ高いほど、落伍者は増えます。
はじめ人間ギャートルズのような原始的で穏やかな社会であれば、自殺者も引きこもりも皆無なのではないでしょうか。
日本社会の自殺者の多さ、引きこもりの多さは、長年に渡って社会問題とされてきましたが、抜本的な対策や問題の本質が語られていないように思うのは残念な気がします。
日テレ土曜のドラマは、そこのところにチラッとでも触れてくる珍しいドラマが続きました。
次はどうなんだろ。真逆をいくような、ほぼイジメのバラエティー番組だったりして。(笑)