元水泳選手の岩崎恭子さんの不倫騒動に想ふ。

かつてたったの１４歳、中学２年生で日本人最年少金メダリストとなった岩崎恭子さんに不倫騒動が持ち上がっているらしい。

ご本人も事実と認めて謝罪をされているようなので、疑惑ではなく事実のようですね。

あの岩崎恭子さんが、もう４０歳ってことの方に驚いてしまいました。

私のような思いを持つ者が多いからこそ、出版社の側から見れば不倫を報じる価値があるのでしょう。

「あの岩崎恭子ちゃんが！」てな感じで。

ところでです。ネットニュースで見たのですが、TV番組中において北村晴男弁護士が、岩崎さんの不倫騒動は不倫に当たらないとの見解を述べられたそうです。

男性側が離婚をしていたこと、岩崎さんが長らくご主人と別居しており、夫婦関係が破綻していたと考えられる、などの事情により、法的には不貞行為にあたらないというのが北村弁護士の見解だそうです。

個人的には、正直法的根拠もどうでもいいって思いです。興味もあまりありません。

何故ならば、最近のこういった案件は、罪の重さに比して社会的罰が大きすぎると感じるからです。

裁判でも、「既に被告は社会的に制裁を受けており…」なんて言われて情状酌量されるのをよく見ます。

有名人の不倫等のスキャンダルの場合、発覚からしばらくの間に受ける社会的制裁が過剰すぎるように思えるのです。

北村弁護士は不倫ではないと言います。

不倫であろうとなかろうと、果たして謝罪をする必要があるのでしょうか。

不倫の場合、謝罪の必要性がありそうなのは、家族、親戚、あとは仲人をしてくれた人とか、お世話になった方とかでしょうか。

芸能人の場合だと、CMなどで企業の広告塔となり、企業イメージの向上を担っている場合などは、謝罪どころか損害賠償の必要性も出てくるのでしょうね。

ですが、バラエティー番組やドラマ出演などで、社会に大きな迷惑がかかるものなんでしょうか。

今回の場合だと、北村弁護士の言う通り不貞行為にあたらないとするならば、例え企業イメージを契約で担っていたとしても、自由恋愛をとがめるのは人権侵害に当たる可能性だってあるのではないでしょうか。

今回の岩崎さんも各方面に謝罪をされています。

有名人が不倫やスキャンダルが問題になった場合、TVで会見を見ている我々に向けて謝罪をしている方を見かけますが、少なくとも私は謝罪をされる謂れが一切ありません。

はっきり言っちゃえば、ネット世論を中心とする厳しい声を意識せざるを得ないのでしょうが、なんだかなあって感じです。

自尊心に飢えた自尊心乞食のみなさんが、自尊心を満たしたいが故に、「やらかして」立場が低くなってしまった人間を袋叩きにして自らの自尊心を満たす。

しかもやらかす前の立場が高い人ほど、血が滴るステーキのように旨そうに見える。そして、やらかした人物の自尊心を貪るように食い散らかす。

これって実は自殺の原因になったりもしますよね。自尊心がボロボロの自尊心乞食も、自尊心の飢えを満たせなければ自殺に追い込まれてしまうかもしれない。

日本は自殺の多い国。

銃は持たないし撃たないが、そのかわりに誰かの自尊心を破壊し、自己防衛もしなければならない国。

ところで、自殺って概念間違ってませんか？

昨今の自殺はほとんどが他殺だと感じるのは私だけなのでしょうか。

いずれは、精神攻撃が肉体的攻撃以上に間違ったことであるという観念をもつ時代が来ることを待ちわびます。

銃で殺すのは悪いこと。精神を破壊し、死に追いやるのは悪くない。死を選んだ奴が悪い。

非常に未開な価値観に思えます。

ところでです。私の正義も、不倫を咎める人たちの正義もとてもちっぽけに思えます。

広島、長崎に落ちた原爆。

この行為を正義か悪かと７０億人類に問えば、答えは真っ二つに割れるのではないでしょうか。

正義も悪もそんなもんです。ましてや男女の不倫行為なんて…。

(底辺のクズの意見ですので許してにゃん。)

底辺ちゃんねる。