底辺ちゃんねる。

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MDRACING のゲーミングチェアをレビューしてみる。

 

椅子が壊れたので、4Dアームレスト搭載の激安ゲーミングチェアを買ってみた。

 

 

今まで使っていた椅子にガタが来ちゃったんですよね。

お気に入りだったんですけど。

 

 

背もたれと座席を固定するパイプの溶接部分が折れちゃいました。

 

 

こっちも。左右両方です。

で、パイプがひん曲がってたんですけど、逆にひん曲げてなんとか固定しました。

とはいえ、背もたれはグラグラでもはや風前の灯火…。

パイプが折れるなり、ネジが外れてひっくり返ったら大怪我しそうだななんてビビりまくりです。

ユーチューバーの某なんとか製作所さんみたいに、豊満ボデーのせいだと言って笑いたいところですが、私の豊満ボデーは70kg無いんですよね。

この程度の中途半端な豊満ボデーなら、もうちょっと持ちこたえて欲しかったんですけどね。

そんなこんなで、新しい椅子買おうかなって思った時に思い浮かんでしまったのが、ゲーミングチェアです。

今まで、ゲームが下手なのを道具のせいにして、いろんなデバイスを買ってきました。

というわけで、今回もちょっとでもゲームが上手くなればいいな!なんておまじない感覚でゲーミングチェアを買ってみようと思った訳ですが…。

そもそも、AKRACINGだの、DXRACERだのという有名ブランド品は4~5万円というなかなか良いお値段になってしまいます。

ヘッドセットやキーパッドも中古品で揃えた底辺に数万円の椅子は手が届きません。

teihenchannel.hatenablog.com

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アマゾンや楽天などで、安くて良さげなゲーミングチェアはないものかと探していたところ、気になったのがコレです。

12800円という有名ブランド品の3分の1ほどの価格で、とりあえず見た目が良さげな感じ。

楽天やヤフーでも同じものを同じくらいの価格で売ってたんですけど、アマゾンだけが青を取り扱ってました。

楽天ポイントが欲しい気持ちもあったんですが、アマゾンギフト券貰ったのもあったことだし、アマゾンで青のファブリックを購入することにしました。

これからの蒸し暑い季節には、すっきりファブリック生地が個人的には一択です。

注文の翌々日には届きました。

注文をしたのが5月23日の木曜日です。

アマゾンを見ると青以外の色は在庫アリになっているのですが、青だけが注文から3~4日以内に発送しますとなっており、青だけ在庫がないようです。

なので、しばらく時間がかかるだろうなあと覚悟をしていたのですが、5月25日土曜日の朝9時前には届いちゃいました。

早すぎるでしょ。(笑)

 

 

で、段ボールがデカい。中身が中身なんでまあ当然ですね。

デカくてそれなりの重量ですが、一応男ひとりで二階に持って上がれました。

開封して組み立てていきます。

 

 

各パーツがバラバラに入ってます。

組み立てをしていこうと思います。

ちなみに、初期不良の場合は到着から1週間以内に、不具合箇所の写真を添付の上でメールしてくださいとのことです。

その期間中は、往復の送料は業者さん持ちで修理なり交換なりに応じてくれるようです。

その後は、送料こちら持ちで180日間?の保証がつくのかな?(アマゾン、楽天、ヤフーショッピング、など購入箇所で差異があるかもしれませんのでお確かめ下さい。)

保証を受けるためにも、到着後はすぐに組み立ててみましょう。今回は時間がかかるのを覚悟していたのに、土曜日に到着してくれてありがとうって大感謝です。

 

 

部品は全部でこんな感じ。

座席に、背もたれに、足とキャスターと、アームレストとシリンダー部と、椅子の繋ぎ目カバーと、六角レンチと、プラスねじ2個と、説明書。こんなもんかな。

組み立ては基本六角レンチで、ねじはゆるゆる状態で該当箇所に最初から付いてます。

無事問題なく全パーツがありました。

説明書通りに組み立てていきます。

 

 

まずは、座席の裏面にアームレストを付属の六角レンチで固定します。

L、R、の表記がありますし、問題なく取り付けられます。

 

 

次は座席と背もたれを固定します。

自分は自作PCとかやりますけどそれと同様に、ネジ締めは対角線で最初はゆるく、最後に強くって感じでコレもやりました。

ネットのゲーミングチェアのレビューを見ると、当商品も含めて斜めってるとかねじ穴が合わないとかいう意見を目にします。

基本通り、対角線で交互にやってみると斜めになったりしにくい?かな?とは思うのですが。

もちろん、工作精度的にどうしようもない場合は除いてですが。

この後、この部分はカバーで隠しますのでしっかりネジ締めをします。

 

 

はい。カバーで隠します。

実はこの工程が一番苦労しました。

カバーの下の見えないねじ穴にねじを入れて絞める。

行方不明のねじ穴に泣きそうになりましたけど、最終的にはなんとかなりました。

 

 

脚にキャスターをはめ込みまして。

 

 

座席の裏面にパーツをつけます。

FRONTと書いてる方が前ですね。

シリンダーにカバーをかぶせて、座席と脚をシリンダーで繋げば完成です。

 

 

男ひとりで20~30分程度でした。

ねじ穴が行方不明にならなければもっと楽な作業だったんですけど。

使ってみての感想を。

とりあえず、初期不良などありません。

斜めになってるとか、工作精度が低いなんてこともありません。

 

 

見た目は正直カッコいいと思います。

安っぽさを感じないどころか個人的には4~5万クラスのものより見た目は好みだったりします。

 

 

裏面はこんな感じ。

 

 

パソコンデスクに持って行ってみると、サイズ的にギリギリでした。

写真では、アームレストが机の下に入り込んでいます。

ちなみに私の机の高さが70cmです。アームレストを最大限に下げた状態で、机との隙間が約3cmです。

机の高さによっては、アームレストが収まらないかもしれないので要注意です。

机の高さが70cmだと、最大限に椅子の高さを下げてもちょっと座面が高い気がします。

ちなみに、最大限に下げた座面の高さが約47cmくらいです。もう少し低めに調整できればより良かったのですが。

しかし、このアームレストは優秀です。

ボタンとレバーが合わせて3つ付いていて、高さ調節、前後調節、ハの字に開いたり出来ます。

ゲーミングチェアな訳ですから、ゲーミング用途でこのアームレストが活躍しそうです。

高さを机のギリギリ下に設定をし、好みの位置に前後調節と開き調節をすることで、肘を楽なポジションに置いた状態でゲームや作業が出来ます。

私の場合は机がデカいので、肘を机の上に置く前提でいましたが、アームレストも試しに使ってみようかと思います。

ただし、アームレストに肘を置く際、机の角が尖っている場合には手首付近が痛くなるかもしれません。

そのような場合は、↓こういうコーナーガードが良いかもしれません。

構造的に簡単に取り外せるのも個人的には最高です。

ギターを弾いたりするときにはアームレストが邪魔になります。

実はアームレストは不要だと思っていたのですが、なかなか使い心地が良さそうなのでしばらく様子見で使ってみようと思います。

 

座り心地は。

まずはファブリックの生地がとても気持ちが良いです。

本日は今年一番の真夏日?などと言われていますが、すっきりさっぱり爽やかです。

ファブリック一択で正解だったと思います。

そして、肝心の座り心地なんですが…。

うん。まあまあかな。お値段以上かとは思います。

 

 

しばらく前に日本橋に行ったときに、ソフマップやらツクモやらで買う気もないのに座り心地チェックしまくったんですよね。

で、その時の座り心地は忘れてるっていやあ忘れかけてるんですけど、やっぱり価格が3分の1なので、高価なものと比べると座り心地は硬めな感じな気がします。

数万円の商品のような、ふんわりと包み込まれるような柔らかなバゲット感はないかなって感じがします。

そこら辺の高級感が欲しければ、ショップで実際に座って確かめて購入するべきだと思います。

個人的には予算上の無理があるので、3分の1価格でこの座り心地は充分に満足です。

あとは姿勢が良くなりそうですね。

今こうやって文章をタイプしていても、いつもと姿勢が違っています。

いかに今まで猫背だったのかを思い知らされます。

また、キーボードとマウスがその分手前に来ました。

そして頭の位置が20~30cmほどモニターから離れた感じです。

私のデスクは奥行が80cmあるのですが、姿勢が良くなることによって、モニターと眼との距離が80cm以上になったようです。

現在使用しているモニターが24インチの4Kモニターなのですが、一般的に言われる4Kモニターの最適視聴距離が画面の高さ×1.5ということからすると、43cmくらいの最適視聴距離の倍の距離を離れてしまったことになります。

今まで4Kの文字が小さいと言えども、(1.5倍表示にしてはいるが)24インチで充分だと思っていましたが、初めて24インチモニターを小さいと感じてしまいました。

逆に言えば、4K大画面でマルチタスクをこなしているような方にこそ、ゲーミングチェアは向いているのかもしれません。

個人的にはデカすぎだと思うのですが、モニターと眼との距離が80cm以上となると、43インチの大画面モニターすら適正範囲となってしまいます。

また、当方の安物の4Kモニターは、高さ調節が出来ないのですが、姿勢が良くなり顎が上がったことで、初めてモニターの高さに不満を抱きました。

モニターと姿勢とどちらが優先されるか。

圧倒的に姿勢が大事だと思いますので、しばらく使ってみてモニター環境も考え直してみようかと思います。(ちょっと腰が良くないしね。)

それから、キャスターがちょっと硬めなところはマイナス点でしょうか。

椅子に座った状態で、机に近づいたり、横に移動したりと、キャスター部が硬めで移動しにくい感じです。

ただし、逆に柔らかすぎても安定感が無くなるかもしれないので、これくらいがちょうど良いのかもしれませんが。

総じてお値段以上だと思います。

 

 

価格は有名ブランドの3分の1。

機能は似たようなもので、座り心地はちょっとだけ硬めかなって感じ。(慣れるに従って快適さが増してきました。)

ルックスはとってもカッコいい。 (好みで選んだので当たり前っちゃあ当たり前ですが。)

作りはしっかりと頑丈に出来ているように感じる。ギシギシ軋んだりといった剛性的な弱さは全く感じません。

総じてお値段以上の高コスパ商品と言えそうです。

あとは耐久性なんですけど、これは現在は書きようがない…。

ですので、しばらく使ってみて問題があれば追記をするかもしれません。

感想としては、壊れた椅子より高価だったけど買ってよかったって感じです。

むしろもうちょっと早く買えば良かったとさえ思います。姿勢が良くなり眼にも良い影響がありそうな気がします。

最近、急に眼が衰えてきたような気がしていたので。

「ゲーミングチェアに興味がある。だけれども、有名ブランド物なんかは高くて踏ん切りがつかない。」

なんて方は、まずはこれくらいの商品を買って試してみるのも良いのではないでしょうか。